ニキビの悲劇のひとつ「クレーター痕」がヤバイ!

ニキビは、ポツンと赤いニキビができている時も気になるものですが、治ってから、ニキビ痕になってしまっても気になるものです。
いつ治るかしれないことから、よけいに気になるかもしれません。
ニキビ痕は、ニキビができているときに、触りすぎたり、無理に潰してしまったりしていると、できやすくなります。
ニキビ痕には、大きく分けて4種類あります。
赤み、色素沈着、クレーター、しこりです。
その中でも、一番気になるのが「クレーター」です。
クレーターは、治療がむずかしく、しかも目立つので、悩みがちなニキビ痕です。
クレーターは、繰り返し炎症が起こったときに、発症します。
新皮のコラーゲン繊維が破壊されて、表面がくぼんでしまう状態です。
クレーターは、こめかみから頬全体にかけてが「できやすい部分」になります。
クレーターができるかどうかは、炎症のあるニキビの範囲、炎症の強さ、炎症を繰り返した回数などによって決まります。
できるかどうか、なかなか読み切れないところがあります。
とりあえず、ひどいニキビができたときは、「クレーターができてしまうかも・・・」と心配しておく必要はありそうです。
クレーターは、ニキビ痕の中でも、とくに治療が困難です。
セルフケアではまず無理で、皮膚科を受診しての治療となりますが。
クレーターの治療に適する治療法としては、メディカルピーリングとCO2フラクショナルレーザーがあります。
★メディカルピーリング
画像引用:http://www.mg-clinic.com/chempeeling/index.html
皮膚の細胞を病原と一緒に除去して、お肌のターンオーバーを促します。
そして健康な組織に置き換える、という治療法になります。
使用する薬剤により、ピーリングの強度を調整できるようになっています。
メリットしては、少ない刺激で治療ができて、お肌への負担も最小限にできる点です。
また、ニキビ痕の改善はもちろん、ニキビの予防と治療にも効果が期待できます。
痛みがないので、痛みに敏感な方にもおすすめ。
デメリットとしては、1回で得られる効果が少ない、というところがあるかもしれません。
★CO2フラクショナルレーザー
画像引用:http://deko-boko-bey2.info/
フラクショナルレーザーとは、レーザーで皮膚に小さな穴を無数に開けて、皮膚の細胞分裂を活性化させるという治療法です。
クレーターのある部分だけに、点状に照射して、真皮まで刺激を与えるので、皮膚が再生されていきます。
お肌の入れ替えができて、ホールを開けた周辺の肌は、ハリが生まれます。
メリットしては、なんといっても効果が絶大なところです。
傷跡が残りにくく、仕上がりも綺麗です。
大きな失敗もあまりありません。
デメリットしては、少し痛いところ。
また、1~2週間のダウンタイムがあります。
ダウンタイムとは、施術から回復するまでの期間のことです。
3日間ほど薄いかさぶた状態になって、その後、1~2週間の赤みが続きます。
その後も、赤みが薄い茶色になり、なかなかおさまらないこともありますが、時間がたてば、うすれていきます。
そしてデメリットはもう1つ。
3~4週間に1度、4~6回の施術が必要だということです。
なかなか治療が完了しないので、長丁場になることを覚悟しないといけません。
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